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慌てず適切な避難行動ができるように 全市で原子力防災訓練

慌てず適切な避難行動ができるように 全市で原子力防災訓練
(2019年11月12日更新)

 11月9日、柏崎刈羽原子力発電所でのトラブル発生を想定し、全市一斉の原子力防災訓練が行われました。同訓練は、日頃の備えや、いざという時の行動を確認してもらおうと5年前から毎年行われており、今年で6回目。今回は、県と合同訓練で、全市で屋内退避訓練が行われた後、上北谷地区を対象に市外への避難訓練も行われました。
 市の面積の3分の1は原発から30km圏内に含まれており、柏崎刈羽原子力発電所で重大なトラブルが発生した場合は、2時間以内に屋内退避することが基本となっています。訓練では、サイレンや緊急情報メールで屋内退避指示が発令され、市民は自宅や近くの建物に避難していました。
 上北谷地区では、自家用車で避難できない人を対象とした市外への避難訓練も実施。軍手やマスクを身に着けた住民30人以上が上北谷小学校に集合し、市の防災担当から原子力災害についての説明を受けていました。その後、住民はバスでスクリーニングポイントのさくら公園(燕市)へ移動。バスに付着した放射性物質を測定するスクリーニング検査を受けた後、市外の避難先の一つである聖籠町へ避難しました。
 避難訓練に参加した上北谷コミュニティ会長の蝶名林和男さん(河野町)は、「原子力災害は大雨などと違って、目に見えないところが怖い。万一、市外へ避難しなければいけなくなった場合は、高齢者のひとり暮らし世帯等、自分で移動できない家もある。今回の訓練に参加して学んだことを今後の対策に役立てていきたい」と話していました。