本文
見附市の名誉市民
名誉市民
入沢達吉
達吉は、今町の医師入沢恭平の長男として、1865(慶応元)年に生まれました。
1889(明治22)年、東京大学医学科を卒業後、ベルツの助手となり、ドイツのストラスブルグ、ベルリンの両大学に留学し医学を研究しました。
1895(明治28)年から東京大学助教授、その後同大学教授となり「入沢内科」を開いて、医学生の教育や看者の治療にあたりました。1925(大正14)年に東京大学を辞職してからは、同大学の名誉教授、大正天皇の侍医頭などを務め、1938(昭和13)年に73歳で亡くなっています。
略歴はこちら
北村一男
一男は、杉沢の北村儀平の長男として、1897(明治30)年に生まれました。
1947(昭和22)年に参議院議員に当選し、ついで、1950(昭和25)年にも同院議員に再選されています。
1955(昭和30)年には新潟県知事に当選、6年8か月にわたって知事を務め、県財政の建て直しや、信濃川の関屋分水の工事計画などに力を注ぎました。
1965(昭和40)年に69歳で亡くなっています。
略歴はこちら
出展
「見附の歴史」 見附市教育委員会