クマによる人身被害防止のために
- 入山時は、ラジオや鈴などの音の鳴るものを携行し、単独行動は避けること
- クマの活動が活発な早朝や夕方の入山は避けること
- クマの餌となる生ゴミや不要となった果実や農作物は適切に処分すること
- 小グマを見かけた場合、付近に母グマがいると考えられることから、決して近づかないこと
※新潟県内の人身被害発生時の特徴として山菜・キノコ採りや森林内の作業時など、高齢者が単独で行動する際の被害が多くなっています。
ツキノワグマは、本来、人間と距離をとって生活しています。
近づいたり、いたずらしないように注意しましょう!
クマと出会ってしまったら、襲ってきたら
- 大きな声を出さない。静かに。
- とにかく落ち着き、クマの動きに注意しながら、ゆっくりとクマから離れましょう。その際、「急」な動きは厳禁です。
- 状況により逃げられない場合は下図のように、うつ伏せになって顔と腹部を守り、首の後ろは手を回して保護する。
- リュックサックを背負っていると防具になります。
- 転がされても、その勢いで元の姿勢に戻るようにしてください。

出典元:公益財団法人 知床財団
様
参考:もしも、出会ってしまったら
※ページはヒグマですが、ツキノワグマも同じとのことです。
クマを引き寄せない環境づくり
集落や農地の周辺の森林や荒廃地の下草や雑木の刈り払いを行い、見通しが良く、クマやサルが出没しにくい環境づくりをしましょう。家や農地周辺の収穫する予定のない果物は、できるだけ処分しましょう。山野にある墓地等へのお供え物は、お参りが終わったら持ち帰るようにしましょう。