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「勇気ある行動」 令和5年度見附市消防表彰を授与

ページID:0018060 更新日:2023年11月15日更新 印刷ページ表示

令和5年度消防表彰式

 

 

 

 

 

 

 

 

 11月9日、市消防本部は、救急現場にて適切な判断による救護活動により、傷病者を救護した功績を称え、五十嵐清彦さん(燕市下粟生津・写真中央左)及び、火災現場にて危険を顧みず消火活動を実施し、延焼拡大を防止した功績を称え、高山俊彦さん(見附市今町1丁目・写真中央右 ※氏名の「高」は旧字「梯子高」)の両名に消防表彰を授与しました。

 五十嵐さんは、今年6月、市内の物流センターにおいて、集荷作業中に突然倒れた傷病者に対し、同じく集荷作業をしていたその手を直ちに止めて、傷病者の意識・呼吸を確認。心肺停止状態であったため、躊躇することなく心肺蘇生を開始しました。迅速な救護活動開始から、救急隊到着までの約7分間、傷病者への心肺蘇生を継続して行うことで、救急隊は途切れることなく処置を引き継ぐことができました。その結果、呼吸・脈拍が再開した傷病者はその後、病院での治療を経て、無事に退院した後は後遺症なく社会復帰することができました。

 高山さんは、今年10月、市内の住宅が密集した場所における建物火災において、煙が充満した住宅内に声掛けをして、声のする屋内に勇敢に進入。台所で初期消火をしている家人に避難を促すとともに、燃えている箇所に水バケツを用いて消火活動を実施しました。更に、その後、高山さんのご家族が持参した消火器を受け取り、119通報をした家人に使用方法を教え、台所のダクト内に噴射するように指示しつつ、自身は建物外壁の排気口に炎が見えたことから、水をかけて消火活動を実施しました。迅速的確な初期消火活動により、出火建物の被害を軽減し、近隣住宅への延焼拡大を防止することができました。

 稲田裕幸消防長は、「救急現場・火災現場という、一刻を争う状況下で瞬時に的確な判断をし、実際に行動に移すことは簡単なことではありません。お二方の勇気ある行動を模範として、消防も引き続き、火災・救急をはじめとした消防業務に全力で取組みます」と敬意を表しました。

 五十嵐さん、高山さんに共通する点は、「助けなければ」という思いから、すぐさま体が動いたという点でした。

 お二方の勇気ある行動に心から敬意を表します。

 

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