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水道事業について

ページID:0002986 更新日:2023年8月16日更新 印刷ページ表示

見附市の水道

 見附市の水道は、旧見附町を中心として計画給水人口15,000人、計画1日最大給水量2,250立方メートル/日として、1938(昭和13)年に創設竣工しました。その後、町村合併など市勢の発展や工業用水の使用量増加に伴い、1958(昭和33)年に計画給水人口27,000人、計画1日最大給水量7,700立方メートル/日の第1期拡張事業を行いましたが、水需要が急速に伸び、1965(昭和40)年に計画1日最大給水量を9,500立方メートル/日に拡張しました。
 1967(昭和42)年に入り、旧今町水道のほか2ヵ所の簡易水道を見附市水道に統合し、計画給水人口51,000人、計画1日最大給水量26,775立方メートル/日の第2期拡張事業を行い、1972(昭和47)年に竣工しました。さらに北陸自動車道(中之島・見附IC)、上越新幹線など高速交通網整備による地域経済の進展により、水需要の増加が予想されたため、1973(昭和48)年に抜本的な水道施設の改良を計画し、第3期拡張事業として広域的な水道施設の一元化を図るため、見附市、旧中之島町(現在の長岡市中之島地域)の給水区域を設定しました。また、1993(平成5)年3月に認可された小栗山町簡易水道の当市給水区域への統合により、現在の給水区域である見附市(杉澤町の一部及び栃窪町を除く)、長岡市中之島地域とし、計画給水人口62,100人、計画1日最大給水量47,000立方メートル/日としました。
 2003(平成15)年には当時休止状態であった嶺崎浄水場の変更認可を申請し、廃止しました。
 2006(平成18)年には、本市水道事業における唯一の浄水場である青木浄水場の浄水場総合診断・改善計画を実施しました。その結果、竣工から約40年を経過していることもあり、ほとんどの施設が早急に更新を必要としている状況であったため、全面更新をすることを判断しました。
 2017(平成29)年3月の認可申請において、青木浄水場の浄水方法を「横流式薬品沈澱及び急速ろ過処理」から「除マンガン処理、活性炭処理、膜ろ過処理」へ変更することと、産業構造の変化及び人口減少に伴う水需要に対応するため計画給水人口及び計画1日最大給水量の減少変更を行い、計画給水人口53,200人、計画1日最大給水量24,400立方メートル/日と大きく計画を減少させました。
 2021(令和3)年3月、セラミック膜ろ過システムを導入した新青木浄水場が完成しました。信濃川水系の原水は青木浄水場で磨かれて、一層安全でおいしい水を見附市・長岡市(中之島地域)の市民の皆さまに供給しています。

水道事業統合の経緯

昭和13年 見附町上水道創設
昭和40年 傍所簡易水道 統合
昭和42年 田井簡易水道・太田簡易水道 統合
昭和46年 今町上水道 統合
昭和47年 中之島村上水道 統合
平成5年 小栗山簡易水道 統合