本文
見附今町・長岡中之島大凧合戦 今町凧民謡
今町凧民謡
昭和4年春、北原白秋氏に委嘱して「今町凧民謡」ができあがり、舞踊家花柳徳次氏の振り付けにより舞踊が完成しました。
この発表にあたり、民謡作曲家町田嘉章氏の指揮で今町芸奴連が東京愛たご山(NHK)で全国放送をおこないました。
当時のラジオは、鉱石ラジオで朝顔型の大ラッパ付き、音量、音質とも悪く何とか音が出る程度のものでした。今町でラジオのあった家は10数軒しかなく、放送当日、人々はラジオのある家に集まり放送を聞いたそうです。
また、日本レコード、ワシ印の製盤で、レコードにも吹き込みをおこないました。
よっしょい節(今町凧民謡)
作詞/北原白秋 作曲/町田嘉章
- 越後今町 男の盛り ハヨッショ
凧のいくさは ヨッショイショイ
意気でやる 意気でやる
ハアヨッショイ~~イナ - ヨイショヨイショと矢声があがる ハヨッショ
凧は今町 ヨッショイショイ
中之島 中之島
ハアヨッショイ~~イナ - 風よ吹け吹け百枚張よ はづめ ハヨッショ
晴れよ晴れよ ヨッショイショイ
守門山 守門山
ハアヨッショイ~~イナ - あげたあげたよ ゆらりとあげたハヨッショ
しかも百枚張の ヨッショイショイ
大凧を 大凧を
ハアヨッショイ~~イナ - やっさからんだ そらきた走れ ハヨッショ
意気は今町 ヨッショイショイ
滑車でなる 滑車でなる
ハアヨッショイ~~イナ - 憎くやかわいや 刈谷田川の ハヨッショ
川の真上を ヨッショイショイ
風が吹く 風が吹く
ハアヨッショイ~~イナ