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地元での就職先を考えるきっかけに 県内外の大学生が市内企業「(株)IPS PLIERS」を見学しました
8月19日、県内外の大学に通う学生4名が、市内企業の(株)IPS PLIERSを訪れてプライヤ(※)の製造過程を見学しました。
今回の企業見学は、新潟大学の経済科学部に所属する3年生が企画。学生が夏休みに帰省する時期に合わせ、地元企業の活動に触れてもらい、就職先の選択肢を広げてもらうことが狙いです。見学先の企業からの協賛金で学生たちの帰省費用を賄うことから、「帰省0円バスツアー」と呼ばれています。
参加した学生たちは、同社の内山航洋社長や社員の皆さんの解説を聞きつつ、社員の仕事ぶりを見学。プライヤを0.001mmの高精度で加工する「機械加工」をはじめ、製品一つ一つを美しく磨き上げる「研磨作業」、外観だけでなく目に見えない部分まで厳格にチェックする「検品作業」など、職人技の数々に驚嘆していました。
※ワイヤーや部品等を挟んだり、掴んだりする際に用いる工具。国内唯一のプライヤ専門メーカーである(株)IPS PLIERSの製品は、一般家庭から大手企業まで、様々な場所で幅広く使用されています。
見学の様子
工場見学の前に、資料と動画でプライヤ製造の工程を学ぶ
加工された部品を見た後、どのように製品へと仕上がっていくかを見学
検品作業と組み立て作業のポイントを学ぶ学生たち
自らも東京からUターンした経験を踏まえ、学生たちへ地元企業に目を向ける大切さを話す内山社長
参加した学生の声
- 地元での就職を考えているので、地元の企業を知るいい機会になりました。
- 企業の皆さんから、地域に根差した仕事の話を聞けたので、とても有意義なツアーだったと思います。
関連リンク
- 株式会社IPS PLIERSホームページ<外部リンク>
- 帰省0円バスツアーの紹介ページ(新潟大学)<外部リンク>