本文
市民の長寿を祝って 100歳と88歳を迎える市民を表敬訪問
敬老の日に先立ち9月1日、渡邊教育長と見附市老人クラブ連合会の小柳元文会長が、今年度100歳と88歳を迎える市民を表敬訪問し、表彰状と記念品を手渡しました。
今年満100歳を迎えた小根山榮作さん(今町1、大正12年4月生)は、太平洋戦争時代に兵士として択捉島にわたり、敗戦後はロシアで2年間捕虜を経験。マイナス30度の極寒の地を生き抜き、帰還後は兄から受け継いだ眼鏡・時計店を営んできました。趣味の社交ダンスやカラオケを楽しむ一方、30年近く消防団員として従事する中でさまざまな人と交流し、人間として成長できたという小根山さん。他にも、人権擁護委員や国勢調査員としても活躍するなど、社会貢献に力を入れてきました。
長生きの秘訣について、「人のために生きること」と話す小根山さん。100歳を迎え、「人が喜ぶ顔を見ることが一番好き。社会貢献をしていると、心が豊かになって元気になります。こうした生活を支えてくれた亡き妻にも感謝しています」と話していました。