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無病息災を願って 名木野小学校児童が校庭で「さいの神」を実施

ページID:0001822 更新日:2023年8月16日更新 印刷ページ表示

さいの神の様子
 1月14日、五穀豊穣や無病息災などを願って、藁や竹などで作ったやぐらを燃やす小正月行事「さいの神」が名木野小学校で行われました。
 名木野小では今年度、5年生が学校近くの田んぼで稲作を体験。今回、同小の校庭に建てられた高さ約6メートルの「さいの神」は、児童たちが育てた稲の藁を活用し、神事などで用いられる「左なえ」と呼ばれる縄の編み方を地元農家に教わりつつ、地域住民と協力して作成しました。
 「新型コロナウイルスの早期収束」「地域の繁栄」などの願いとともに、児童たちが「笑顔」「幸福」などの書初めで飾り付けた「さいの神」。全校児童や地域の人たちが見守る中、代表児童が点火すると、パチパチと枝がはじける音が響き、児童たちの願いをのせた火が空高く燃え上がっていました。
 5年生の下村侑詩さんは、「学校でさいの神をしたのは初めてです。コロナが早く落ち着いてほしいことと、コロナで元気をなくしている地域の人たちが、元気を取り戻してほしいことを願いました」と話していました。