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大きな紙芝居で読み聞かせ 親子で楽しむ「超大型紙芝居実演会」
3月19日、「超大型紙芝居実演会」がギャラリーみつけで開催され、親子連れや地域の人など27人が訪れました。
同イベントは、市とギャラリーみつけの共催。長岡市の絵本作家・諸橋精光さんが描く90cm×130cmの超大型紙芝居の読み聞かせを行う実演会で、昔話「茂吉のねこ」と「モチモチの木」の2作品を、語りの名手である右手和子さん(故人)の音声に合わせ、作者の諸橋さん自身が紙芝居をめくって上演されました。光が美しく表現された絵や、場面に合わせて緩急をつけながら紙芝居を引く動きで物語が表現されると、小さなお子さんから大人までが物語の世界に引き込まれていました。
家族3人で参加した大竹百合子さん(今町5)は「大きな紙芝居の実演は初めて見ましたが、とてもきれいで感動しました。絵本を読むのとは違った良さがあって、家族でまた見に来たいです」と話していました。
諸橋精光さんの超大型紙芝居原画展<外部リンク>はギャラリーみつけで3月27日(日曜日)まで開催しています
お寺の住職の傍ら、画家や絵本作家として40年活動する諸橋さん
紙芝居は段ボールに舞台用の絵の具などを用いて描かれています。上演前の解説では「怖いところは目をふさいだり、ドラの大きい音は耳をふさいだりしてみよう」と子どもたちにアドバイスしていました。