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ふれあい懇談会(テーマ:ニット業界)を開催しました
4月6日(水曜日)に、ニット業界の現場で働く方とのふれあい懇談会を開催しました。
開催日時
令和4年4月6日(水曜日)午前11時~12時10分
会場
見附商工会館
一般参加者
14名
稲田市長による説明資料
「暮らし満足No.1のまち」を目指して~令和4年度見附市の取り組み~[PDFファイル/2.42MB]
ふれあい懇談会で出たご意見・ご提案を紹介します
ニット関連の内容について
- 現場で働く年齢層が高くなり、新しい人、若い人がなかなか入ってこないという状況。企業単体でできることには限界があり、人材確保・育成といった部分は市から何かの形でご協力をいただきたい。
- 個人として、市外から見附に引っ越しをしてきた。それは見附に魅力があるから。見附の魅力=産地の魅力でもあると思うので、市として魅力向上やPRを強化していってほしい。
- ニットは技術がいるので、人材を受け入れてもすぐに即戦力となるわけではない。人材不足の中で、外国人技能実習生も為替の問題で来てくれない現状がある。
- 商工会を窓口として外国人技能実習生を受け入れているが、他業界へ移る人や、県外の時給の高いところへ移る人が多い。可処分所得をふまえると首都圏や大都市よりも新潟にいた方が良い側面は多分にあり、そういったことをきちんと説明して人材確保に努めたい。
- 外国人技能実習生の確保や継続的な雇用は重要。余暇の時間も含め、見附に来てよかった、残りたいと思ってもらえるような取り組みを市としても考えてもらいたい。
- 現在、商工会主導で東京の服飾関係の専門学校からインターンシップとして6社に1週間生徒を受け入れている。受入れた生徒をその後採用するという例は多くないが、例え採用に結びつかなくても服飾関係の仕事に就く若者に「見附」という産地を覚えてもらう事は意義があると考えている。
- 外国人のインターンシップ制度はできないか。一週間というような短い期間でなく3週間から6か月くらいで技能実習の前に来てもらい、大学卒業してから技能実習にきてもらうというスキーム。海外提携を含めて進めてはどうか。
- 市外での販売会で「五泉のニットは知っているが見附のニットは知らない」という反応があり、まずは県内に広める事が大事ではないかと感じた。人材募集の面でも認知度が重要だと思うので、ニット産地というPRの強化をしていく必要がある。
- 市内にも有名企業があり、コラボした商品開発などができればミツケニットブランドの認知度を上げていけるのではないか。
- 新潟の「米どころ」「酒どころ」というイメージを活かし、米や酒とコラボしたもの、例えば雑貨など「産地新潟」という切り口でニットをPRできると面白いのではないか。
- 見附はニットのまちというブランディングの案として市役所、公共施設のユニフォームをニットにするなど、ニットを身近に感じられるようにする取り組みはどうか。
- 新生児が生まれた際に渡しているニット製のおくるみは評判が良く、見附のニットのアピールに繋がっている。そのようなものを他にも考えられるとよいと思う。