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おいしいお米ができますように 上北谷小児童が田植え体験
5月11日、上北谷小学校の全校児童28人が、学校田で地域農家などと一緒に田植えを行いました。
同校では、環境教育の一環として米作りを毎年実施。児童たちは、2年間かけて堆肥作りにも挑戦するなど、循環型の農園活動に取り組んでいます。
当日は、田植え前に、地域農家やJA職員から「親指、人差し指、中指の3本の指で根元を持ち、第一関節が埋まるくらいに植えます。まごころを込めて植えましょう」と教えてもらった児童たち。5、6年生がごろがけをしてできた目印に沿って、全校児童で丁寧に手植えをしていきました。初めて田んぼに足を入れた児童は「冷たーい」、「気持ちいい」などと声をあげて楽しそうに田植えをしていました。
3年生の佐藤翔さんは、「最初は、目印を探すのに時間がかかりました。稲が折れないように優しく持って、奥まで入れるのが難しかったけど、慣れてきたらできるようになりました。秋においしいお米ができるのが楽しみです」と笑顔で話していました。
今回植えた稲苗は、児童たちが9月に稲刈りを行い、お世話になった人たちにプレゼントしたり、6年生の卒業式の赤飯としてふるまわれたりする予定です。
5年生の感想(小林菜奈未さん、川上直生さん、笹井絆吏さん)
田んぼには、私たちが3年生の時に作ったたい肥も活用しているので、収穫がとても楽しみ。苗の植え方や泥の中を移動するのが難しかったですが、どろの中は冷たくて気持ちよく、後から振り返るととても楽しかったです。
秋の収穫が今から待ち遠しいです。