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共に過ごした3か月を振り返って 葛巻小学校でアルパカ2頭の卒業式を開催
今年9月から葛巻小学校で生活しているアルパカ「リリー」と「ヨーコ」が、本格的な冬を前に山古志の牧場へ帰るにあたり、12月13日に2頭の卒業式が同小体育館で行われました。
同小は、長岡市の山古志アルパカ牧場からアルパカを招き、1年生の児童がエサやりや小屋の掃除などを行う授業を、令和2年度から毎年実施。アルパカの飼育を通して、児童たちは協力して生き物を育てる楽しさを知るとともに、命の大切さを学んでいます。
約3か月にわたり、2頭とともに過ごした1年生たち。卒業式では1年生80人が送別の合唱やダンスを披露し、手作りの卒業証書を渡して、別れを惜しんでいました。式の終了後、2頭を乗せたワゴン車が山古志に向けて発車すると、1年生たちはワゴン車が見えなくなるまで手を振り、「春になったら、また会いに行くよ」と声を上げていました。