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身近な物を使って防災グッズが完成 田井小学校で防災授業を実施
9月1日の「防災の日」に、田井小学校で防災に関する授業が行われ、全校児童41人が災害時の対応や救命救急などを学びました。
今回田井小学校では、「長岡震災アーカイブセンターきおくみらい」の防災士・赤塚雅之さんが講師を務め、実際の被災地や避難所の写真を交えつつ、災害時にどのような危険が生じるのか、解説しました。1・2年生の授業では、避難所生活の際に用意するものや身近な物を工夫して作る防災グッズを紹介。子どもたちは赤塚さんと一緒に、避難所での足裏保護や寒さ対策に役立つ「新聞紙のスリッパ」作りを通して、災害で役立つ知識を学んでいました。
授業に参加した結城葵衣さん(1年生)は「家が壊れている写真は、見ていて怖かったです。スリッパ作りは楽しかったので、家に帰ったら、ミニサイズを弟に作ってあげたいです」と話していました。
市では、小中学生・高校生を対象に、いざという時に自分自身や他人を守れるように、応急処置や救命救急を学ぶ授業を平成17年度から実施しています。当日は、消防士による心肺蘇生法についての演習が行われ、5・6年生が人工マッサージやAEDの使用方法について学びました。