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いつものバスに本町商店街の風景を 高校生がコミュニティバスをラッピング
9月15日、本町商店街にある創進学園高校のデザインアートコースの1年生16人が、普段通学時に利用しているコミュニティバス車内を自ら描いた水彩画で飾り付けしました。
この取り組みは、市民に馴染みのある本町商店街を描いた水彩画を飾ることで、コミュニティバスの乗客に楽しんでもらおうと市が提案し、同校の生徒が協力して実施。生徒たちは、描く風景を自分たちで決め、下書きから、水彩絵の具での色付けまで1か月半かけて完成させました。担任の平出先生は、「一人ひとりの個性が表現されていて、それぞれの思いを感じてもらいたいです」と話し、車内には、見える風景をそのまま忠実に描いたものや、「こんなものがあったらおもしろいかも」と想像しながら描いた作品の他、制作時の写真が飾られるなど、生徒たちの真剣に取り組む様子も見ることができます。
1年生の船見ふうかさんは「教室の前から見える景色を描きました。明るい雰囲気を出すのを意識しました。多くの人に見てもらえるとうれしいです」と話していました。
生徒たちにより飾りつけされたバスは、10月10日(月曜日)までの間、主に通学・通勤時の時間帯に運行されています。