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いざという時の避難の流れを確認 小栗山町で要支援者避難訓練を初開催
11月1日、災害発生時に高齢者や障がい者などがスムーズに避難できるように、避難経路や注意点、サポート体制などを確認する要支援者避難訓練が新潟地区の小栗山町集落センターで開催されました。
今回の訓練には、小栗山地区の各組長や民生委員、地域コミュニティのメンバーなど15人が参加。訓練では、大雨で警戒レベル3が発令されたことを想定し、土砂災害警戒区域に住む要支援者や地域住民の避難状況を参加者同士で共有しつつ、避難所までの経路や避難者の体調確認などの流れを確認していました。
避難の流れを一通り確認した後は、車いすに乗った要支援者を家の中から車まで移動する訓練を実施。担当した参加者は、玄関前の段差などに気をつけながら、要支援者を車に乗せて新潟小学校まで避難する流れや、車いすの折りたたみ方などを確認していました。
訓練後の振り返りでは、「大雨が降ると、避難所までの道が冠水する恐れもある。大雨や地震も見越して、状況に応じて避難場所を考えることが必要だ」「支援に来る人が知っている顔だと、要支援者の人も安心する。実際の大雨の時は危険も伴うから、こうした訓練は大事だと感じた」などの声が寄せられました。