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見附市の特設展示スペースも設置 県立万代島美術館で「コシノジュンコ 原点から現点」が開催中
県立万代島美術館で2月22日より、世界的ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏の展覧会「コシノジュンコ 原点から現点」が開催されています。
1939年に大阪府岸和田市で生まれたコシノジュンコ氏は、1960年に新人デザイナーの登竜門といわれる装苑賞を受賞し、以後東京を拠点にファッションデザイナーとして活躍。 1990年には国と県の補助事業として、見附ニット工業協同組合と新商品開発事業に関する業務委託契約を締結し、1996年までの期間、市内での講演会や企業別訪問指導、デザインコンテストを開催するなど、見附ニット業界の産地力強化に貢献してきました。
他にも、同氏は見附市のコミュニケーションマークや、市立成人病センター病院(現市立病院)のユニフォームデザインを担当した他、市内の小中学校を会場としたファッションショー「見附コレクション」(91年、93年、96年)を実施。1997年から2002年にかけては市の「まちづくりアドバイザー」として、小中学生を対象としたTシャツデザインコンテストを毎年開催するなど、見附ニットの普及やまちづくりに深く寄与していただきました。
今回の展覧会では、同氏の衣装やデザイン画、写真パネルなど約200点とともに、同氏と見附市との関わりも写真やパネルなどで紹介されています。開催は5月26日まで。ぜひ、お越しください。
展覧会の詳細については、新潟県立万代島美術館の公式ホームページ<外部リンク>へ。
会場内の様子
コシノジュンコ氏の作品展示
見附市とコシノジュンコ氏との関わりを紹介している展示スペース