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ふれあい懇談会(北谷南部地区)を開催しました
11月29日(金曜日)、「住み続けたい地域づくり」をテーマに、北谷南部地区の方々との「ふれあい懇談会」を開催しました。
開催日時
令和6年11月29日(金曜日)午後7時00分~8時30分
会場
田井小学校 ランチルーム
一般参加者数
41名
稲田市長による説明資料
「暮らし満足No.1のまち」を目指して~令和6年度見附市の取り組み~ [PDFファイル/5.87MB]
ふれあい懇談会で出た主なご意見・ご提案をご紹介します
住み続けたい地域づくりについて
- 10月に、コミュニティで認知症行方不明者捜索模擬訓練を行い、市からも協力いただいた。参加者から意見があり、危険箇所を熟知している各町内でも訓練を行いたいと考えている。町内から実施の希望があったら、市からも協力してもらいたい。
- コミュニティワゴンの利用方法について、地域でもさまざまな利用方法を考えていて、実証実験のようなことを行いたい。市からも協力してもらいたい。
- 県内市町村別で見ると、見附市は人口減少率が非常に低いとの報道があった。本当に嬉しかった。少し分析的に見ると、見附市には立地などでポテンシャルがあると考えられる。見附に住みながら、長岡や三条に通ったり仕事を探したりできる。市内で仕事の場を広げることも大切だが、仕事を探す面では広域で連携していくことでかなりのポテンシャルがあるように思っている。
- 地区別の人口減少率のデータはあるか。細かな推移などを分析してみてはどうだろうか。子どもにとっても高齢者にとっても前を向ける良い取り組みをしていると思っている。
- 一人暮らしの高齢者が具合を悪くした時に、AIが発信をして、顔色を見たり、医者や関連機関につなげたりできるような、AIを活用して即応できる体制づくりを検討してもらえれば良いと思う。
- 今後のさまざまな施策の検討の中でも、困り具合=「困窮度」をどうやって測っていくかを合わせて検討してほしい。例えばコミュニティバスなら、単に地域の人数だけではなくて「人数×移動距離」や「人数×タクシー移動の費用」などの掛け算で出てくる、面積のような考え方。
- コミュニティバスを、もう少しだけでも町内の近くに回してもらえないか。
- 雪下ろしのアンカー設置の補助をしてほしい。屋根からの落下を防止するベルトを引っかけるもの。県や他の市町村では補助を実施している。これから自分たちが高齢者で屋根に登れなくなったときに、人に雪下ろしをお願いしても「アンカーを設置していないと雪下ろしはできない」と指摘されるかもしれないと思っている。前向きに検討いただきたい。
- 一人暮らしの高齢者が交通の利便性の良い市内へ住みたい場合、部屋を借りるときに保証人などが障害となって入居できないケースがある。解決策を検討してほしい。
- 森林環境譲与税の県や市への配分に、国も力を入れていると聞いた。地域の生活基盤になっている山の森林は、状況が芳しくないと思っている。二酸化炭素を吸収したり、土砂を止めるなど災害を防いだりするような森林の機能に目を向けて、少しずつ整備していってほしい。
- 現在、熊や猿、猪の野獣があちこちで出てきた。山の手入れができず、荒れている里山に猿が出てくると、野菜など何から何まで手をつけられ、大変な状況になる。市としても、防御・予防策に取り組んでいく必要があるのではないかと思う。特に、猪は田んぼに入ってしまうと臭いがついて、農家の収入を圧迫してしまう場合がある。
- 何でも市に頼るのではなく市民力や地域力、町内力といったものを活かしたり、市として人材育成のことも考えてもらえると、見附市は今後もより良いまちになっていくと思う。
- 今年度から、嘱託員宅に設置するFAXが撤去された。人命に関わる伝達手段なので、代わりのものを構築してもらっているのか。
- 町内の防災無線のサイレンが全く聞こえない。他の町内でも、聞こえないところがあるのではないか。市の職員から回って確認してもらい、より大きな出力のスピーカーを設置するとか、細かく設置するとか、良い方法を検討してもらいたい。
その他
- 財政について、ホームページ掲載や報道へのリリースでは、何も知らない市民の目線に立ったアナウンスをしてほしい。
- 歳入を増やす工夫、歳出を減らす工夫について、具体的な取り組みをリリース、アナウンスしてもらいたい。また例えば、市内で集客力が一番あるイングリッシュガーデンで、協力金ではなく入場料を取るようにしてはどうか。
- 見附市の拠点が、市内各地に分散している。このままで良いのか。地代家賃や光熱費など、将来を見据えて工夫や検討をしているのか。
- 県外や海外の友人を案内する観光スポット、食事・お土産などの観光ルートが分からない。見附なら、ここでお土産が買える、お酒が買えるといった情報や仕込み、企画などがあれば、見附にお金が落ち、税収も増えて良いなと思う。
- 子育て支援の先に目を向けて、若者に仕事選びで見附へ戻ってきてもらえるような、企業・産業のデータベースをつくってほしい。
- 今話題になっている「103万円の壁」について、見附市にも影響はあるか。
- ふるさと納税について、見附市は民間の専門業者に業務委託していると聞いた。昨今は趣旨を間違えているのではないか、と疑問に思う。みんなが返礼品を当てにしており、市町村もそれを誇張するように対応している。
- 自分も、ふるさと納税はいつまでも続くものとは思っていない。代わりとなる取り組みを検討しているのか。例えば、農村部などに企業や住宅地を誘致すれば、人口が増えたり、保育園や小学校をなくす必要もなくなったりするのではないか。農村部にも目を向けてほしい。