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冬場の原発事故を想定 原子力防災訓練を実施
1月25日、柏崎刈羽原子力発電所でトラブルが発生した想定で、原子力防災訓練が行われました。今回の訓練は、冬期に、柏崎市、刈羽村などで震度6強の地震と原発事故との複合災害を想定。LINE配信や緊急情報メールを用い、屋内退避や窓の戸締り確認など、原子力災害時の行動を呼び掛けました。
庄川平地区では、放射線量が基準値を超えたことにより、市外へ避難をする訓練も実施。訓練には同地区コミュニティの住民、役員の29人が参加し、一時集合場所の中央公民館に避難しました。避難所受付では、アプリによる受付訓練を実施。参加者はアプリから二次元コードを表示し、受付職員が読み取りを行い、受付を完了させました。
その後、参加者は東京電力職員から原子力防災について説明を受けた後、放射性物質を体外に排出する安定ヨウ素剤の配布訓練を実施しました。同日に一時移転訓練として、燕市へバスで移動し、身体に付着した放射性物質を除染するスクリーニングを体験。その後、新発田市の一時避難場所へ移動しました。