歴史を知る、歴史を書く　直木賞作家 澤田瞳子講演会を開催

　6月29日、アルカディア文化ホールを会場に、直木賞作家である澤田瞳子さんの講演会「歴史を知る、歴史を書く」が開催されました。
　澤田さんは、2010年に『孤鷹の天』で小説家デビューし、2021年『星落ちて、なお』で第165回直木賞を受賞。同志社大学客員教授の傍ら、歴史小説家として数々の書籍を執筆しています。
　講演会では、「歴史上の人物は、小説によってイメージが付けられてしまっていることが多い。自分が執筆する際は、『それは、本当の歴史なのか』と、一回立ち止まって考えています。歴史小説を通して過去や歴史を知ることは楽しいと思ってもらえたらという思いで執筆しています」と話していました。