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繊維産業のまち見附から期待の星 東京都のファッションコンテストで受賞を果たした山田萌永さんが市長を表敬訪問
東京都が主催するファッションコンテストにおいて、東京都知事賞優秀賞を受賞した、見附市出身の山田萌永さんが8月29日、稲田市長を表敬訪問しました。
受賞した山田さんの作品は、日本の伝統文化である着物生地などを活用したサスティナブルな作品です。伸び縮みしやすいジャージ素材を採用。ファスナーで袖を外すことが可能で、障がいのある人でも着脱しやすいデザインになっています。作品には、約500個の花手毬が施されているなど、ほとんどを手縫いで完成させました。
山田さんは現在、国際ファッション専門職大学の4年生。卒業後は、東京都内のブランドにデザイナーとして内定をもらっているそうです。今回の受賞の副賞として、2027年1月にフランスのパリコレで、10ルックの発表を予定。現地のモデルが着用し、ランウェイを歩きます。
稲田市長は、「山田さんの活躍が、ニットのまち見附のPRになるとうれしい。見附の技術を世界に伝えていってほしいです」と受賞を祝福しました。