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「田んぼダム」を実施中!
市では、平成22年度から、平成16年の7月13日に発生した豪雨災害を教訓に、大雨時における農地及び市街地の洪水対策の一環として、県営ほ場見附地区内で「田んぼダム事業」を実施しています。
写真は、着手2年目に葛巻地域の一部、新潟地域の全域、約650ヘクタールの水田に対して1200本の水位調整管を、ほ場維持管理区組合役員皆さんの手で設置している模様です。
当日は、新潟県、新潟大学農学部なども参加して、「出発式」を行いました。
長岡地域振興局農林振興部の中島課長からは「見附市の田んぼダム事業は県内でも大規模な面積での取組みであり、県としても注目している事業です。」との挨拶がありました。
また、当日は、テレビ局や新聞などの報道機関も多数取材に訪れるなど、見附市が行っている取組みを県内に広くPRすることができました。
「田んぼダム」は通常の排水管(直径14センチメートル)を、横に小さな排水口(直径6センチメートル)がついている水位調整管に取り換えることで、田んぼからの排水量を抑制し、河川の負担を軽減する取組みです。
新潟大学農学部「ティーム田んぼダム」の学生達もボランティアとして調整管の設置を行いました。
「ティーム田んぼダム」は、本年度、県の事業として見附市田んぼダム事業の効果検証を実施します。詳しい解析の結果については、年度末にお知らせできる予定です。