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今夏の渇水を踏まえた田面の漏水防止対策について(お知らせ)

ページID:0046081 更新日:2025年10月23日更新 印刷ページ表示

今夏の渇水による田面の漏水対策をご紹介します。

今夏の渇水により亀裂が生じた圃場については、放置することにより来春の用水通水後の畦畔崩落や、漏水による用水不足を発生させる恐れがあります。
この様な被害の防止対策の一例をご紹介いたしますので、ご自分の圃場の状況に合わせて対策を実施し、来年度の安定した営農に繋げていただきますようお願い申し上げます。

1 漏水による水稲栽培への影響

亀裂への水の浸入により畦畔崩落が発生する恐れがある。

田植え後に水がたまりにくくなり、地温が上がらずに初期成育が遅れる。

肥料成分が流出しやすくなる。

2 漏水等防止対策の一例

(1)トラクターによる漏水対策

秋耕を行った後、排水口を閉じて雨水を保持し、丁寧な代掻きを2回以上実施する。

畦畔際を中心に大きな亀裂が生じた場合は、トラクターで何回か走り、タイヤで土を鎮圧する。

(2)ベントナイトによる漏水対策

亀裂の入った畦畔際1m間に対して、ベントナイトを投入し、作土とよく混ざるようにロータリーで耕起する。