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住宅用火災警報器の設置はお済みですか?

ページID:0002673 更新日:2023年1月25日更新 印刷ページ表示

取り付ける部屋

 住宅用火災警報器の取り付け場所は、各市町村の火災予防条例で定められています。見附市を含む新潟県内の全市町村は同じ設置基準となっており、寝室及び寝室が2階以上にある場合は、階段の踊り場に取り付けが義務付けられています。
 就寝中は、火災の発見が遅れ、逃げ遅れの危険があります。住宅用火災警報器の設置で早期避難に繋がります。また、煙は階段を通じて上の階に広がります。煙が充満する前に火災を知らせるため、階段にも設置が必要です。

設置例

住宅用火災警報器設置場所
 寝室として使用していない、4畳半以上の居室が5以上ある階には、廊下に住宅用火災警報器の設置が必要です。
廊下への設置が必要な例

取り付ける場所

天井に取り付ける場合

 壁や梁から、住宅用火災警報器の中心まで60センチ以上離してください。
 エアコンなどの空気の吹き出し口から警報器の中心まで1.5メートル以上離してください。

壁に取り付ける場合

 天井から15センチから50センチの範囲で取り付けてください。
取り付け時の注意

取り付けるタイプ

 住宅用火災警報器は火災により発生する煙や熱を自動的に感知し、住宅内にいる人に、ブザー音や音声により火災の発生をいち早く知らせてくれます。(耳の不自由な方でも安心な光(ストロボ)で知らせてくれる警報器もあります。)
取り付けるタイプの画像

  • 電源は、配線がなく取り付けが簡単な電池式と、配線や取り付け位置付近にコンセントが必要な電源式の2種類があります。
  • 火災を感知した住宅用火災警報器だけ警報音が鳴る単独型と、設置されているすべての住宅用火災警報器の警報音が鳴る連動型の2種類があります。

設置後の維持

 住宅用火災警報器を設置したら、定期的に作動テストをしてください。
 テストの方法は、本体のひもを引くものや、ボタンを押すものなどがあります。機種によって異なりますので、テストの方法を取扱い説明書などで確認してください。(電池の容量が少なくなると、音が鳴り出すものもあります。)

以下の場合は作動試験をしてください

  • 初めて設置したとき
  • 電池を交換したとき
  • 汚れなどの清掃をしたとき
  • 設置場所を変更したとき
  • 故障や電池切れが疑われるとき

奏功事例

事例1

 家人が仏壇のロウソクに火をつけたまま、その場を離れたことにより、仏壇から火災が発生。住宅用火災警報器の警報音に気付いた家人が、燃え上がる炎を確認。直ちに避難し、家族全員無事であったもの。

事例2

 深夜、家人が2階で就寝中、住宅用火災警報器の警報音で目を覚ますと、室内に煙が充満しているのを確認。直ぐに119番通報を行い、家族とともに屋外へ避難すると、1階の窓から炎が噴き出ていたもの。

10年経ったら交換しましょう

 住宅用火災警報器の本体は、古くなると電子部品等の寿命や電池切れにより、火災を感知しなくなることがあるため、非常に危険です。概ね10年を目安に、新しい住宅用火災警報器に交換しましょう。また、作動確認を定期的に行いましょう。
 設置義務はありませんが、台所にも設置をお勧めします。
 詳しくは、総務省消防庁住宅防火ホームページ<外部リンク>をご覧ください。
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住宅用火災警報器の処分方法

  1. 本体は内臓電池を外し「小型家電回収ボックス」または「燃えないゴミ」へ処分してください。
  2. 内臓電池は「燃えないゴミ」または「資源回収」へ処分してください。

 ※本体と内臓電池は「燃えないゴミ」に出せますが、必ず別々にして出してください。