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消火器の訪問点検にご注意!

ページID:0002800 更新日:2005年5月11日更新 印刷ページ表示

各地で不適切な点検や高額請求の被害が多発しています。点検を承諾する前に必ず契約業者であるか確認しましょう。

契約業者かどうか疑わしい場合のトラブル防止のポイント

  • 身分証明書等の提示を求める。
  • はっきりと点検を拒否する。
  • 契約書にハンコを押さない。

※不適正な点検や高額請求をする点検業者が、居直ったり、脅迫的な言動に出た時は、近くの警察署、消防署に通報してください。
業者

悪徳点検業者の手口

  • 特に消火器のたくさん設置している建物を狙ってきます!
  • 出入りの点検業者を巧妙に装います。
  • 点検の承諾をあいまいにすると、素早く消火器を集めます。
  • 内容を説明せず、一見合理的な書面に署名、押印を求めてきます。

トラブル事例

私立高校の事例

 休日、学校に電話があり、「今から消火器の点検に行きます」と言うので、いつもの点検業者だと思い承諾した。数分後に3人が事務所窓口に来たので事務員がサインをした。
 2時間後集金にくるというので内容を確かめたところ、高額であることに驚き、警察や弁護士に相談した。騙されたのだから支払いの義務はないとの見解だったが、その点検業者から、裁判所に訴えるなどの脅迫的な言動もあり、後々面倒と思い支払うこととした。

  • 請求額/消火器65本 詰替 1,477,000円

薬品会社の事例

 「消火器の点検に来ました」と言って窓口の女子事務員に契約書にサインを求め、消火器32本を集めて持ち去った。数時間後、消火器を持参、薬剤詰替え代金の支払いを求められたが、不当に高額であったため社内で問題となり紛糾した。
 会社の信用問題もあるので、不当な請求を承知の上で支払いをした。

  • 請求額/消火器32本 詰替 516,000円

運送会社の事例

「消火器の点検に来ました」と作業着を着た3人が会社窓口に現れ、出入りの点検業者だと思い点検をお願いし、契約書の内容もよく見ずにサインをした。
 他の社員が、いつもの点検業者と違うことに気づき、中止を求めたが、もう点検しているからと、点検料金を請求された。抗議をしたが、点検業者は契約書のサインの有効性を主張し、紛糾した。脅迫的な言動もあり、会社の信用を考え支払う約束をした。

  • 請求額/消火器30本 機能点検 315,000円

電力関係会社の事例

 会社から離れた場所にある倉庫に、「消火器の点検に来た」と言って消火器を集めて持ち去った。その際、契約書にサインを求められたが、預り書と思いサインをした。数時間後、騙されたことに気づき、会社に連絡した。出入りの点検業者と誤認して承諾したものであるため、警察、弁護士と相談の上、「支払わない」とその点検業者に伝えた。消火器は、その点検業者が持ち去ったままになっている。

  • 請求額/消火器9本 詰替 233,000円

もし、気づかずにサインや点検の承諾をしてしまっても

  • 請求金額の値引きを要求すると契約を認めることになるので言わない。
  • 料金をその場で支払ったり、払う約束を絶対しない。
  • 点検業者のまぎらわしい表現に対して、契約の無効を主張する。