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ダニによる感染症に注意しましょう
ダニ媒介性疾患について
ツツガムシ類やマダニ類などの山林や草むらに生息するダニに刺されると、つつが虫病、日本紅班熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ライム病などの感染症にかかる可能性があります。河川周辺、山林、草地のほか、自宅の近くで刺されたという報告もあり、注意が必要です。
また、北海道においては、1993年及び2016年にダニ媒介脳炎の発生が確認されています。
予防
農作業、山菜採り、庭仕事などで、山林や草地などに入るときは、次のことに注意しましょう。
- 長袖、長ズボン、長靴を着用し、肌をできるだけ出さないようにする。
- 衣類を草むらに置いたり、草むらで休息や用便をしない
- 防虫スプレーを使用する。
- 山野での作業後は入浴するなどして、吸血前のダニを皮膚から洗い流す。
- ダニが体についていないか点検する。
※ダニに刺されている場合は、早期に除去することが重要で、早ければ病原体が体内に注入されることを防げる場合もありますので、皮膚科で除去してもらうことをお勧めします。自分でダニの体をつまんで引き抜こうとすると、病原体を自分の体内に注入してしまったり、ダニの頭部が皮膚に残ってしまうことがあります。
関連情報(外部サイトへジャンプします)
- ダニによる感染症に注意しましょう(新潟県ホームページ)<外部リンク>
- ダニ媒介感染症(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
- ダニ媒介脳炎に関するQ&A(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>