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毎年、3・4年生が鮭の卵を孵化させ、稚児清水川に稚魚を放流する活動を行っています。海を回遊し、3~5年をかけて成魚になって、稚児清水川に戻ってきますが、川の途中に高い堰がある関係で、子どもたちは帰ってきた鮭を目にする機会がありませんでした。今年、刈谷田川漁業協同組合さんのご協力で、その鮭の実物を見せていただける機会をつくることができました。当初、現地で投網を投げ、捕獲した鮭を見学する予定でしたが、今年は鮭の遡上数が少なかったり、予定日が悪天候だったりしたため、捕獲した鮭をわざわざ学校に運んでいただき、見学させていただきました。子どもたちは、初めて見る生きた鮭の成魚の大きさや様子に驚き、大喜びでした。実際に鮭を手で持たせてもらい、その重さや顔つき、口の中の鋭い歯など、さらに驚きを大きくしていました。