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ついにこの日が来てしまいました。
1年生の子どもたちが思いを込めて計画したヨーコとリリーの卒業式です。
式はヨーコとリリーの入場から始まりました。
子どもたちが花飾りのトンネルを用意し、その中を通って入場です。
2頭は、「これから何があるのかな?」といった顔で、少し落ち着かない様子でしたが、入場担当の子どもたちが綱をしっかりつかみ、エスコートしていました。
初めの言葉から始まり、ヨーコとリリーへの「くりりんキラキラカード」(ありがとうの気持ちを書いた手紙)の発表、手作り卒業証書の授与、最後のふれあいタイムなど、一つ一つの活動に子どもたちの思いがこもっていました。
最後は、子どもたちの歌とダンスの披露です。
元気いっぱいの声と大きな動きのダンスをヨーコとリリーに送りました。
最後の見送りでは、「また、春になったら会おうね!」と言葉を贈る子どもたちが多くいました。
式が終わるまで、自分の出番には席を移動して準備をしたり、セリフをはっきり堂々と言えたりする姿が見られました。
それほど、子どもたちのヨーコとリリーへの思いが大きかったことがうかがえます。
どうしたらヨーコとリリーが喜んでくれるか、考えて計画を立てた今回の式が、これからの子どもたちの大きな力となります。
2頭は、これから山古志アルパカ牧場に戻り、寒い冬を超えます。春にはロングヘアーになったヨーコとリリーを牧場で見ることができるそうです。お時間があれば、ぜひ、ヨーコとリリーに会いに行ってみてください。