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前回の避難訓練(水害対応)に続いて、今回は防火扉の通過訓練を行いました。
防火扉は火事があったときに締まり延焼や煙の広がりを防ぐためのものです。安全のために締まるのですが、人が通り抜ける扉が狭かったり、段差があってつまずく危険があったりと実際に通ってみないと分からない部分がたくさんあります。避難で焦っていると二次災害の危険もあります。今回の訓練では、実際に防火扉を通って教室から一階に避難することを体験しました。
普段と違う廊下の雰囲気に少し戸惑いを感じながらも、扉の段差に気を付けたり、扉を通るときは一人ずつ焦らずに通ったりと実際の避難の仕方を経験することができました。ただ聞くよりも、実際に体験をすることは経験値が違ってきます。防火扉の形状は施設によって大きく変わるものではありません。自分の命を自分で守るため、大人になっても今日の日の経験を忘れないでほしいと思います。