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4年生が校外学習で三条の水防学習館に出かけてきました。
水防学習館は「7.13水害」「7.29水害」の二度に渡って起きた大きな災害の記録と教訓を後世に残すために建てられた施設です。川の「恩恵」について学んできた4年生が2学期からは川の「怖さ」についても学んでいきます。
水防学習館では二度の災害の被害の大きさを展示で確認したり「ドア水圧体験」や「水害降雨再現シアター」などの水害の疑似体験をしてきました。「ドア水圧体験」では水位の高さによって開けるときのドアの重さが違うことを体験!「おも!」「う~~ん!」となんとかドアを開ける子どもたちでしたが、これ以上水位が高くなると・・・。「水害降雨再現シアター」では災害の映像を確認しながら実際の雨の降り方や音の激しさを目と耳で体験することができました。目の前で降る雨の量とその音に子どもたちも目を丸くしていました。
自然災害は人間の手では止められないものです。しかし、先人たちの体験の記録から被害を少なくする「減災」に繋げることができます。万が一の災害時に備え、学びを深めてほしいと思います。
