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4年生が2日間かけて防災スクールを実施しました。テーマは「命を守る 刈谷田川チャレンジ 防災スクール『命を守る2日間』」です。
NIE授業で様々な状況の避難者がいることを知り、避難所の割り付けを考えてきた4年生の子どもたち。それが実践できるとあって朝から楽しみな様子でした。
1日目の活動は災害時の避難生活について考えることから始まりました。講師の方に自分たちが考えた避難所の割り付けの工夫を聞いてもらい、もう一度計画を考え直したり試したりしながら避難所空間を作っていきました。「物資」「生活ルール」「かんきょうデザイン」の3つのチームに分かれ、仕事を割り振りながら準備をしていきました。完成した避難所空間に子どもたちもご満悦です♪それぞれの班の空間にはこだわりも見られました。給食を食べたり歯磨きをしたりと実際に生活してみると課題も出てきます。それをみんなで声を掛け合いながら改善していく子どもたち!さすがです♪1日目の宿題はお家で防災会議を開くことでした。お家の方かもご協力いただき感謝です。
2日目の活動はお家での防災会議の内容を共有することから始まりました。お家によって考えや工夫が違い、そこも勉強になったようです。午前中のメイン活動は「防災ワークショップ」です。講師の方をお招きし、6つの体験を行いました。どの活動も物資が少なかったりそろわなかったりする中で工夫することの大切さを学べるものでした。身近にある段ボールが椅子やベットになったり怪我をしたときにビニール袋で手当てができたりと身の回りのもので意外な使い方ができることを知り、子どもたちの関心は高くなっていました。午後のメイン活動は災害時の食事について学ぶことでした。お湯を入れて食べられる非常食を試食した子どもたちは「あっ!おいしい!」との声♪初めて食べた子も多かったようですが、その味の良さに驚いていました。お湯でなくても水でもできることに感動!「今度、1か月非常食生活をしてみたい!」と声が上がっていました。
今回学んだことをこれから生かして活動できるかがとても大切です。とても素晴らしい経験をした4年生。これからの学習に生かしてほしいと思います。