いじめ見逃しゼロスクール集会

10月25日　いじめ見逃しゼロスクール集会がありました。5、6年生の企画委員会の子どもたちが、計画を立てて、準備していた行事です。

最初に、各クラスの代表の子どもたちが、6月に自分たちで考えた各クラスの取組の振り返りとこれからいじめのないもっとよいクラスにするための考えを発表しました。各クラスの代表は、「よいところを伝えることができた」「一人一人が勇気をもって行動し、いじめのないクラスの状態を保っていきたい」など堂々と発表していました。

次に、6年生が今町中学校で参加した「小中いじめ見逃しゼロスクール集会」の報告がありました。参考になった中学校の取組やＳＮＳのメッセージについて、グループワークした様子が伝えられました。「メッセージを送る前に、相手を傷つけないか考えてから送る」など話し合って学んだことが報告されました。

そして、「公園でゲームをしている時の勝敗のトラブルが、朝学校に行って仲間に自分を非難する噂を広められる」という事例の劇をもとに、縦割り班のふたば班で話し合いました。6年生が下学年の話をよく聞いて話し合いを進めていました。「ゲームでは負けを認め、文句を言わずに素直に認めればよかった」「噂を広めないで素直に謝ればよかった」など、子どもたちは考えていました。

その後、全校で「いじめ見逃しゼロスクール宣言」を、企画委員会の後に続いて、大きな声で宣言しました。

　校長先生からは、企画委員会の子どもたちへのお礼の他、各クラスがめあてをしっかり決めて、がんばっていたこと、また、さらに改善すべき点を決めていたこと等について、称賛の言葉がありました。そして、一人一人に「いじめやいじわるなんか絶対にしなかったよといえますか？」という問いかけがありました。さらに、「これまで自分は、人にいじわるをしていたという人がいたらやめましょう。」「お互いに自分ががんばっていくこと、成長していくことを大切にして、これからもみんな仲良く一緒にお互いを高め合っていきましょう」という話がありました。