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見附市のまちづくりに関する概要
見附市では、誰もが「暮らし満足ナンバー1のまち」と思えるまちを目指し、7つの柱を重点施策としてまちづくりに取り組んでいます。
各施策の詳細は、それぞれのリンクよりご参照ください。
1.まちと産業を元気にする
移住定住の促進
中古住宅紹介サイト「豊かな住まい」<外部リンク>
市内の空き家情報を掲載。空き家の有効活用を促進し、市への定住の促進を図っています。
移住定住応援サイト「ハピネスみつけ」<外部リンク>
見附に移り住んできた方々のインタビューなど、移住を考えている人が知りたい住まいや仕事などの情報を発信しています。
小学校米
小学校区ごとの選りすぐりの農業者により栽培され、学校給食で提供されているコシヒカリを「小学校米」と名付け、ブランド米として商品化し販売しています。
売り上げの一部は、各小学校に寄附されます。
ウエルネスタウンみつけ
スマートウエルネスみつけなど、市が進める健幸施策を具体化・見える化した住宅地。産学官のトップが知恵を出し合い、「景観」「健幸」に配慮した先進的な住宅地です。
基幹地場産業・ニット産業への支援
MITSUKE Knitブランドの拡大支援やファクトリーアウトレット「プリメイラ」の運営支援を行い、産地のブランド力と知名度の向上を図っています。
2.こどもと子育てを支える
共創郷育の推進
自分の力で未来を切り開き、たくましく生きていく力を養うため、学校と家庭、地域が総がかりで子どもを育てる「共創郷育」を進めています。
市内全学校に「地域コーディネーター」という地域の方々を配置し、学校だけでは解決が難しい課題に取り組んだり、子どもたちの教育に係ったりしています。
令和4年度に、学校にかかわった地域の人の数は6,091人
地域と連携して教育を行う「コミュニティ・スクール」(文部科学省)を全13校で実施
ネウボラみつけ
フィンランド発祥の子育て施設「ネウボラ」の見附版。妊娠期や産後の早い時期のサポートと、発達の気になる子どもの早期支援を合わせて実施。
産前から産後・育児期にわたり、継続的に相談できる場所となっています。
プレイラボみつけ
天候に関係なく子どもたちが思い切り身体を動かせる場所がほしいとの声を受け、旧商業施設の建物をリノベーションし整備した2階建て屋内施設。
大型遊具や工作スペースを備え、放課後や休日に自由に過ごせる場となっています。
わくわく体験塾
夏休みを利用して、学校間の枠を超えた異年齢交流活動を行っています。互いに協力し、相手を思いやる心を育てる事業です。
学校・行政だけでなく、市内で活動している団体や個人、企業からも講座の開設と運営に参加してもらい、わくわく・どきどきするような体験を通じて児童生徒の健全育成に努めています。
- 令和4年度の参加者は2,051人
3.健幸づくりを支える
住んでいるだけで健やかで幸せになれるまち・スマートウエルネスみつけ
自家用車に頼らず、徒歩や公共交通を使って生活できるまちづくりを進め、住んでいるだけで健やかで幸せになれるまち「スマートウエルネスみつけ」の実現に取り組んでいます。
公共施設や商業・医療施設がある3地区に施設を集約し整備、さらに3地区内で利便性の高いコミュニティバスを走らせることで、市民の足を確保。
複数の目的地を自家用車に頼らず移動できるようにし、人との交流や歩数が自然と増えるようにしています。
自家用車に頼らず暮らせる公共交通「コミュニティバス」
見附市コミュニティバスは平成16年7月1日より運行を開始しました。
公共施設や商業施設、病院などを結んでいます。
ノンステップバスで、誰もが使いやすく、安心して利用できます。
地域医療体制の充実に向けて・診療所の積極的な誘致
医科診療所の新規開業に対して、特定の診療科目に関する上乗せを含め最大1,200万円の支援制度を用意しています。
令和5年4月には、小児科・内科・精神科の3医院が市内に開業しました。
4.暮らしの安心・安全を確保する
全市一斉の総合防災訓練
平成16年の「7・13水害」を教訓に、毎年6月に市内一斉の総合防災訓練を実施。
中学生ボランティアも各地域の訓練に参加しています。
- 過去10回の参加者は約12万人
防災スクール
小中学生を対象に、災害が発生した際に危険となる箇所の確認や服を着たまま浮く練習、避難所生活を体験するため学校で寝泊まりしたりと、災害への対応力を養成しています。
田んぼダム
大雨時に下流域の農耕地や住宅地の洪水被害を軽減するため、田んぼの排水口を小さくし、河川への水の流出を抑制することでダムの役割を持たせる取り組みです。
避難インフルエンサー
危険が迫っていても逃げない人の心を動かす決め手は、信頼できる人からの「口コミ」です。
浸水時に特に危険性が高い地域で、近所へ声掛けを行い共に避難行動を取る「避難インフルエンサー」の選任を進めています。
トイレトレーラー
災害時のトイレ不足は、関連死を招いたり二次被害にもつながる深刻な問題です。
見附市は災害時でも機動的に使える、4室のトイレを備えたトレーラーを令和2年度から導入しています。
5.市民の皆様に寄り添う
書かない窓口
これまで申請書の記入が必要だった市役所での各種手続きを簡易化。職員が用件を聞き取りしシステム登録することで、来庁者は内容確認と署名だけで済むようになりました。
聞き取り事項は市のシステム内で情報共有されるため、申請漏れをなくし、他の部署での手続きに円滑に引き継がれます。
ふれあい懇談会
市民と市長がさまざまなテーマで直接意見交換を行います。
市の課題や市民が思う地域の将来像を把握し、ニーズに沿ったきめ細かな行政につなげます。
6.あらゆる力を結集する
地域コミュニティ
市内全11の地域コミュニティと連携を図りながら、地域課題の解決に取り組んでいます。
それぞれの地域の特性をふまえながらコミュニティ独自の発想で地域の活性化などを進めています。
- 活動拠点となる「ふるさとセンター」を設置し、専属の職員を配置。
- 活動資金として「ふるさとづくり活動交付金」を交付。
活動費:均等割23万円、人口割:200円程度/人
※上記に加え、地域の課題解決に向けたより積極的な取り組みの提案を奨励するためR5よりチャレンジ枠(300万円)を新設。 - コミュニティの活動で自由に使ってもらえるように、ワゴン車を1台貸与。運行はコミュニティに任せ、燃料・車検・保険料等は市が実費負担。
市民団体等との協働
見附市では、市民活動・ボランティア連絡協議会(愛称:みつけボラーレ)に約100もの団体が加盟するなど、市民団体やボランティア団体が活発に活動。
活動範囲も福祉、社会教育、文化芸術、環境など多岐に渡っており、さまざまな分野で市民団体等と協働しまちづくりを進めています。
7.行財政を検証し、必要に応じて見直す
性能発注による施設整備
施設整備にあたり、従来の公共事業に多く見られた、発注者が詳細に仕様を指定する「仕様発注」ではなく、受注者の高い技術力や維持管理のノウハウを活用できる「性能発注」を採用。
大幅なコストダウンを図りました。
青木浄水場
- 5か年事業(H28~R2年度) 総事業費:77.1億円
- 県内で初めて浄水場の更新事業にDbo方式を採用
- 従来型の発注方式と比べ、22億円の経費削減(建設費で9億円、20年間の運転維持管理費で13億円)
ごみ焼却施設
- 2か年事業(H29~30年度) 総事業費:52.4億円
- Dbo方式による事業者選定を採用
- 従来型の発注方式と比べ、19億円の経費削減(建設費で3億5,000万円、20年間の運転維持管理費で15億5,000万円)
民間活力を活かした公共施設の運営
多くの公共施設で、民間ノウハウの活用による活性化や利用者ニーズに沿ったサービスの提供を狙い、指定管理者制度を導入しています。
うち3施設では、赤字の場合は全額指定管理者の負担、黒字の場合は収益の2分の1を市に納入する仕組み(見附方式)を採っています。
見附市の主な施設紹介「何度でも出かけたくなる交流の場」
市民交流センターネーブルみつけ
平成16年にオープン。健康運動教室や子育て支援センター、市のアンテナショップもあり、様々な人が利用する交流拠点施設です。
英国式庭園・みつけイングリッシュガーデン
本格的な英国式庭園で、バラの季節には息をのむほど美しい光景が広がります。1,000種を超える植物が彩る四季折々の光景は感動的です。
道の駅パティオにいがた
広大な芝生広場を備え、遠くには守門岳・粟ヶ岳を望む絶好のロケーションを誇ります。
災害時には自衛隊やボランティア活動の拠点になります。
見附市民ギャラリー・ギャラリーみつけ<外部リンク>
市内の芸術振興の拠点施設。仕事帰りでも立ち寄ってもらえるように、夜間も開館しています。
みつけ健幸の湯・ほっとぴあ<外部リンク>
平成28年8月にオープン。9種類のお風呂と遠赤外線サウナを楽しめる施設です。
3階には、県内屈指の規模を誇る岩盤浴施設があります。